WebLogic Server サポートパターン Web サービスと SSL (Transport-level Security) に関する問題の調査 (Doc ID 1985048.1)

Last updated on AUGUST 13, 2020

適用範囲:

Oracle WebLogic Server - バージョン 6.1 から 8.1
この文書の内容はすべてのプラットフォームに適用されます。
***Checked for relevance on 9-Dec-2013***

目的

問題の説明

トランスポート層のセキュリティでは、クライアントアプリケーションと WebLogic Server の間の接続を SSL (Secure Sockets Layer) で保護します。SSL を使用すると、ネットワークを介して接続する 2 つのアプリケーション間で相互認証が可能になり、またアプリケーション間で交換されるデータが暗号化されるので、安全な接続が保証されます。認証を行うことにより、サーバ(および設定によりクライアント) ではネットワーク接続の相手側にあるアプリケーションの識別情報を確認でき、暗号化を行うことにより、ネットワークを介して転送されるデータが第三者に読み取られないようにできます。

このドキュメントでは、Web サービスと SSL の使用に関してお客様から寄せられた問題のほとんどを扱っています。WebLogic Server サポートパターン SSL に関する問題の調査(<Note 1965966.1>)をまだお読みでない場合は、そちらも参照してください。

ここでは、一方向 SSL と双方向 SSL の両方に関する一般的な問題のほとんどについて、テストに使用した方法と共に説明します。使用したコード例は次の場所にあります。 WEBLOGIC_HOME\samples\server\examples\src\examples\webservices\basic\javaclass