WLS 10.3.6 の2020年1月のPSUを適用後、プロキシを使用したURLで管理コンソールにアクセスできない
(Doc ID 2639027.1)
Last updated on MAY 26, 2020
適用範囲:
Oracle WebLogic Server - バージョン 10.3.6 から 10.3.6この文書の内容はすべてのプラットフォームに適用されます。
現象
WebLogic 管理コンソールにプロキシを通してログインしようとすると、認証が通らずログインができない問題が発生します。
80/443 ポートを通して /console にアクセスした場合に発生します。 Apache や OHS、OTD、ロードバランサー を通したURLを使用した場合にも発生します。
このエラーは WebLogic Server Patch Set Update(PSU) 10.3.6.0.200114 を適用後に発生し、エラーはブラウザ上にのみ表示され、 管理サーバーのログには情報がでません。
この問題の調査のためには、以下の手順で認証のためのデバッグログを設定します。
1. 管理コンソールにアクセスし、"ロックして編集" ボタンを押す
2. 「ドメイン名」 -> 「環境」 -> 「サーバー」に移動
3. "AdminServer" (管理サーバー) を選択
4. 「デバッグ」タブ に移動
5. WebLogic タブを展開
6. 以下のデバッグオプションにチェックを入れる
>> security -> Atn -> DebugSecurityAtn
>> servlet -> DebugHttp
7. "有効化"ボタンを押す
8. "変更のアクティブ化" ボタンを押す
9. AdminServer の再起動
Atn デバッグを有効化した後以下の様な例外が 管理サーバーのログに出力されます。
変更点
WLS 10.3.6 の2020年1月のPSUを適用
原因
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本書の内容
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