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12c - クロス・プラットフォーム増分バックアップを使用したトランスポータブル表領域のダウン・タイムの短縮 (Doc ID 2023326.1)

Last updated on SEPTEMBER 28, 2020

適用範囲:

Oracle Database - Enterprise Edition - バージョン 12.1.0.2 以降
Oracle Database Cloud Schema Service - バージョン N/A 以降
Oracle Database Exadata Cloud Machine - バージョン N/A 以降
Oracle Cloud Infrastructure - Database Service - バージョン N/A 以降
Oracle Database Cloud Service - バージョン N/A 以降
Linux x86-64

目的

 

注意: この手順の新しいリリース バージョン 4 の使用を検討してください。このバージョンでは、手順が大幅に簡素化されました。続行する前に以下をご確認ください。:
V4 Reduce Transportable Tablespace Downtime using Cross Platform Incremental Backup <Note 2471245.1>

 

この記事は、異なるエンディアン形式を持つシステム間でデータを移行するために、アプリケーションのダウンタイムを最小限に抑えて、12c 以上の環境で RMAN 増分バックアップを使用したクロス・プラットフォーム・トランスポータブル表領域 (XTTS) を使用するための必要な手順をカバーしています。

最初の手順はソース・データベースからフル・バックアップを宛先にコピーします。その後、最後の物よりそれぞれ小さい増分バックアップのシリーズを使用して、宛先システムで、データをソース・システムの現在に近づけることができます。この手順は、最後の増分バックアップとメタデータのエクスポート/インポート時のみダウン・タイムを必要とします。

このドキュメントはクロス・プラットフォームの増分バックアップの 12c の手順について説明しています。11g の手順については、<Note:1389592.1> を参照してください。

クロスプラットフォーム増分バックアップ機能は、このようなメタデータのエクスポートとインポートなど XTTS のために他のアクションを実行するのにかかる時間に影響を与えません。このため、Oracle E-Business Suite や他のパッケージ・アプリケーションのような非常に大量のメタデータ(DDL) を持っているようなデータベースは、典型的にデータ・ファイルの転送および変換ではなく、メタデータ操作に支配されているため、これらの環境の移行は、クロス・プラットフォーム増分バックアップからは限定的な利益が見られることになります。

 

転送される表領域に物理的に配置されているデータベース・オブジェクトのみ、宛先システムにコピーされます。他の表領域に配置された他のオブジェクト(例えば、SYSTEM 表領域に配置された PL/SQL オブジェクト、シーケンス等)の転送が必要な場合は、それらのオブジェクトを宛先システムにコピーするために、データ・ポンプを使用することができます。

 

クロスプラットフォーム増分バックアップのための高レベル手順は次のとおりです。:

  1. 初期設定

  2. 準備フェーズ (ソース・データはオンラインのまま)
    1. トランスポートされる表領域をバックアップ(level=0)します。
    2. バックアップと他の必要な設定ファイルを宛先システムへ転送します。
    3. 宛先システムのエンディアン形式にデータファイルをリストアします。

  3. ロール・フォワード・フェーズ (ソース・データはオンラインのまま - 宛先データファイルのコピーがソース・データベースに追いつくまで必要な回数を繰り返します。)
    1. ソース・システム上で増分バックアップを作成します。
    2. 増分バックアップと必要な設定ファイルを宛先システムに転送します。
    3. 増分バックアップを宛先システムのエンディアン形式に変更し、そのバックアップを宛先のデータファイルのコピーに適用します。
    4. 次の増分バックアップのために next_scn を決定します。
    5. 表領域を転送する直前まで手順を繰り返します。
注意: バージョン 3 では、データファイルが表領域に追加されるか、新しい表領域名が xtt.properties ファイルに追加されると、警告と追加の指示が必要となります。

 

  1. トランスポート・フェーズ (ソース・データは読取り専用)
    1. ソース・データベースの表領域を読取り専用モードにします。
    2. ロール・フォワードフェーズを繰り返します。
      • この手順は、宛先データ・ファイルのコピーをソース・データベースと一致させ、必要エクスポートを生成します。
      • 大きなデータを扱う場合、この手順の時間は、増分バックアップのサイズがより小さくなるため、従来の XTTS の方法より大幅に短くなります。
    3. データ・ポンプを使用して、表領域内のオブジェクトのメタデータを宛先データベースにインポートします。
    4. 宛先データベースの表領域を読取り/書込みモードにします。

 

対象

 

注意: この手順の新しいリリース バージョン 4 の使用を検討してください。このバージョンでは、手順が大幅に簡素化されました。続行する前に以下をご確認ください。:
V4 Reduce Transportable Tablespace Downtime using Cross Platform Incremental Backup <Note 2471245.1>

ソース・システムは提供されている前提条件の任意のプラットフォームであり、以下にリストされているプラットーフォームとデータベースの両方を満たしている必要があります。

リトル・エンディアンのプラットフォームから Oracle Linux に移行する場合、最初に検討すべき移行方法は Data Guard です。リトル・エンディアン・プラットフォームと Oracle Linux 間の Data Guard の異機種プラットフォームのサポートについての詳細は、<Note 413484.1> を参照してください。

詳細

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本書の内容
目的
対象
詳細
 概要
 クロス・プラットフォーム増分バックアップ・サポート・スクリプト
 前提条件
 トラブルシューテイング
 既知の問題
 クロス・プラットフォーム増分バックアップを使用したダウン・タイムを削減した表領域のトランスポート
 このドキュメントに記載されている表記
 フェーズ 1 - 初期セットアップ
 手順 1.1 - 宛先データベースにソフトウェアをインストールし、宛先データベースを作成します。
 手順 1.2 - トランスポートされる表領域を識別します。
 手順 1.3 - ソース・システム上に xttconvert スクリプトをインストールします。
 手順 1.4 - 必要なディレクトリの作成
 手順 1.5 - ソース・システム上で xtt.properties を編集します。
 手順 1.6 - xttconvert スクリプトと xtt.properties を宛先システムにコピーします。
 手順 1.7 - TMPDIR 環境変数をセットします。
 フェーズ 2 - 準備フェーズ
 手順 2.1 - ソース・システム上でバックアップを実行します。
 手順 2.2 - 以下のファイルを宛先システムに転送します。:
 手順 2.3 - 宛先システム上にデータ・ファイルをリストアします。
 フェーズ 3 - ロール・フォワードフェーズ
 手順 3.1 - ソース・システム上でトランスポートされる表領域の増分バックアップを作成します。
 手順 3.2 - 増分バックアップを宛先システムに転送します。
 手順 3.3 - 増分バックアップを宛先システム上のデータ・ファイルのコピーに適用します。
 手順 3.4 - 次の増分バックアップのために FROM_SCN を決定します。
 手順 3.5 - ロール・フォワードフェーズ 3 (3.1 - 3.4 ) を繰り返すか、フェーズ 4 、最後の増分バックアップを実行します。
 フェーズ 4 - 最後の増分バックアップ
 手順 4.1 - ソース・データベースでソース表領域を読取り専用に変更します。
 手順 4.2 - 最後の増分バックアップを作成し、宛先に転送するためにファイルをエクスポートします。
 手順 4.3 - 最後の増分バックアップを宛先データ・ファイルに適用します。
 フェーズ 5 - トランスポート・フェーズ: オブジェクト・メタデータを宛先データベースにインポートします。
 手順 5A - 既存のダンプ・ファイルをインポート
 手順 5A.1 - データ・ポンプのディレクトリを作成し、権限を付与します。:
 手順 5A.2 impdp コマンドを修正し実行します。:
 手順 5B - ネットワーク・リンクを使用してインポートします。
 手順 5B.1 - ネットワーク・インポート用の新しい xttplugin.txt の生成
 手順 5B.2 - 宛先データベースでデータベース・リンクを作成します。:
 手順 5B.3 - Impdb コマンドを編集し実行します。:
 フェーズ 6 - トランスポートされたデータを検証します
 手順 6.1 表領域の破損がないか確認します。
 手順 6.2 - 宛先データベースで表領域を読取り/書込みモードに変更します。
 フェーズ 7 - クリーンアップ
 付録
 Perl スクリプト xttdriver.pl オプションの説明
 構成ファイル xtt.properties のパラメータの説明
 更新履歴
参照情報

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