マスターノート: ORA-03113 のトラブルシューティング
(Doc ID 2075643.1)
Last updated on SEPTEMBER 28, 2020
適用範囲:
Oracle Database - Enterprise Edition - バージョン 9.2.0.1 から 12.1.0.1 [リリース 9.2 から 12.1]Oracle Database Cloud Schema Service - バージョン N/A 以降
Oracle Database Exadata Express Cloud Service - バージョン N/A 以降
Oracle Database Exadata Cloud Machine - バージョン N/A 以降
Oracle Cloud Infrastructure - Database Service - バージョン N/A 以降
この文書の内容はすべてのプラットフォームに適用されます。
本文書利用上のご注意
本文書は英語の文書 Document 1506805.1 (最終メジャー更新日: 2019年01月04日) の日本語翻訳版です。
英語の文書のメジャー更新に応じて本文書を随時更新いたします。
目的
ORA-03113 "通信チャネルでend-of-fileが検出されました" エラーは通常 Oracle データベースに接続するクライアント・プロセスによって報告される一般的なエラーです。このエラーは基本的には 'Oracle シャドウ・プロセスと通信できません' という意味です。このような一般的なエラーは何が起きたのかを判断するために、より詳細な情報を収集する必要があります。- このエラー自体は問題の原因を示すものではありません。例えば、ORA-03113 は次のようなシナリオで発生します。:
- サーバー・マシンがクラッシュした
- サーバー・プロセスが O/S レベルで kill された
- ネットワークの問題
- Oracle の内部エラー (ORA-600 / ORA-7445) / サーバー上で異常終了
- クライアントが不適切に複数の接続を処理した
- など、多くの考えられる原因があります!!
この記事は、ORA-3113 エラーで収集する情報について説明します。このエラーは、次のような他のエラーが付随されることが一般的です。:
- ORA-1041 内部エラー HOSTDEFエクステンションが存在しません
- ORA-3114 Oracleに接続されていません (このエラーは PL/SQL が使用されている時に、ORA-3113 の前に報告されます)
- ORA-1012 ログオンされていません
これらは、全て、Oracle から切断されているという事象です。
注意:
このノートは次のアーカイブされたノートの更新バージョンです。
<Note 17613.1> - ORA-03113 on Unix - What Information to Collect
古い情報については、<Note 17613.1> を参照してください。
このノートは次のアーカイブされたノートの更新バージョンです。
<Note 17613.1> - ORA-03113 on Unix - What Information to Collect
古い情報については、<Note 17613.1> を参照してください。
トラブルシューティングの手順
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本書の内容
目的 |
トラブルシューティングの手順 |
(A) Oracle を起動しようとした時の ORA-3113 |
A1) SYSDBA での接続時や startup nomount 時でエラー |
A2) データベースのマウントでエラー |
A3) RECOVER DATABASE 時にエラー |
A4) ALTER DATABASE OPEN でのエラー |
(B) Oracle Net を使用してデータベースに接続しようとして ORA-3113 |
(C) SQL / PLSQL の実行中にクライアントで ORA-3113 |
(D) サーバー・トレースが ORA-3113 を報告 |
(E) 更なる確認 / 情報 |
参照情報 |