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マスターノート: 診断機能 (Oracleデータベース) (Doc ID 2656131.1)

Last updated on SEPTEMBER 28, 2020

適用範囲:

Oracle Database - Standard Edition
Oracle Database - Personal Edition
Oracle Database - Enterprise Edition
この文書の内容はすべてのプラットフォームに適用されます。

詳細

このマスターノートは、診断機能に関するトピックの概要、索引、参照情報を提供することを目的としています。
以下の内容が含まれています:
 - 診断機能とは?
 - 11gでの診断に関する新機能とは?
 - 各リリースでの診断データの収集方法は?
 - Oracleサポートへの診断情報ファイルのアップロード方法
 - アップロードの確認方法
 - 既知の問題

このマスターノートは、診断機能に関する興味のあるエリアのドキュメントにアクセスしやすいように、カテゴリ別に分割されています。

アクション

診断機能とは?

実際には診断機能には様々な意味があります:
障害診断機能 は、問題が発生した場合に、OCCIクライアントでダンプ・ファイルやcoreダンプ・ファイルなどの診断データを収集します。

11gより前のリリースのデータベースの診断機能は、alert.logやプロセスのトレース・ファイルなどの個別のファイルに基づくものでした。

11gで導入された「障害診断インフラストラクチャ」 では、診断情報の収集とOracleサポートへの送付を簡略化します。障害診断インフラストラクチャは、データ収集、パッケージの作成、Oracleサポートへのパッケージのアップロードとその調査までのプロセス全体をカバーします。全体像は 診断能力フレームワーク (DFW) と呼ばれます。
RDBMSの診断データは再編成され、ADR (自動診断リポジトリ) と呼ばれる共通のディレクトリ構造に格納されます。ADRには、データベース形式の構造にxmlフォーマットの様々な診断データが格納されます。

はじめに

<Note: 1292665.1> - Oracle Database Support Newsletter - Issue February, 2011 Volume 3

パッケージ化

1. パッケージのタイプ

パッケージは次のようなタイプに分類されます:

内容基本タイプDBバージョンファイルのフォーマットアップロードのターゲット
基本的なOSのパッケージ

Y

すべて

tar, gz, zip

GTCR
RDA (Remote Diagnostic Agent)

Y

すべて

zip

ADR Repository
IPS (11g インシデント・パッケージング・サービス)

Y

11.1以降

zip

ADR Repository
IPS + RDA (bundle)

N

11.2.0.2以降

zip

ADR Repository
OCM (Oracle Configuration Manager)

Y

8.1.7以降

ocmconfig.jar

Configuration repository
OCM + RDA (bundle)

N

8.1.7以降

zip

Configuration Repository &
ADR Repository

2. インシデント・パッケージング・サービス (IPS)

IPSパッケージの作成には2つのオプションがあります:

2.1 コマンドライン・インタフェース (ADRCI)

一般的なIPSパッケージの作成とコマンドライン・ユーティリティ(ADRCI)の使用方法については、次のドキュメントを参照してください:

<Note: 1930143.1> - データベース 11g / 12c : 重大なエラーの診断情報をパッケージ化しサポートに送信する簡単な手順
2.2. GUI (SWB)

サポート・ワークベンチ - グラフィカル・ユーザー・インタフェースの使用方法については、次のドキュメントを参照してください::

<Note: 1091653.1> - "11g Quick Steps - How to create an IPS package using Support Workbench" [Video]

診断データのアップロード

診断データのアップロード方法や、SRに自動更新される情報などについては、MOSのリリースによって異なる可能性があります。
診断データをアップロードする場合は、MOSの最新リリースでの手順にしたがってください。

診断ファイルととパッケージはMy ORACLE Support (MOS)のグラフィカル・ユーザー・インタフェースを使用してORACLEにアップロードすることができます。そのためにはサービス・リクエスト(SR)を起票する必要があります。アップロードは中断したり停止したりしないでください。アップロードが完了するとそれを示すメッセージが送信され、SRのステータスが自動的に更新されます。このメッセージでサポートおよび顧客はアップロードの状態をチェックすることができます。

MOSでのアップロードの検証

アップロード・メッセージを調べるためには、MOSでSRを開いて次の設定を確認します:

[Filter By] で-- Show all Entries -- を選択し、[Hide System Messages] のチェックボックスを非選択にする

パッケージの処理 - ステップ 1 (ウィルス・スキャン)

アップロードされてきたパッケージやファイルは、まずはじめにウィルス・スキャンの処理が行われます。この処理が完了すると、次のようなメッセージが送信されます:

Virus Scan successfully completed for RDA.RDA_dwhprod.zip.

このメッセージが送信されていれば、ファイルは正常にアップロードされ、ORACLEサポートがそれを受け取ったことを示しています。

パッケージの処理 - ステップ 2 (パッケージ固有のアクション)

ウィルス・スキャン後のパッケージやファイルの処理は、パッケージのタイプによって異なります。基本的なパッケージ・タイプの場合の処理方法を以下にまとめます。バンドル・パッケージの場合は、基本コンポーネントに分割し、それぞれをタイプに応じて処理してください。

a) RDAパッケージはグローバルADRリポジトリに移動して展開します。完了タグは次の通りです:

Auto generated message by RDA FUP :RDA.RDA_BBDD1.zip has been uploaded to the ADR Repository.


b) IPSパッケージはグローバルADRリポジトリに移動して展開し、ADRCIで処理します。完了タグは次の通りです:

Diagnostic file ORA600_20100526101903_COM_1.zip was successfully processed at Oracle by 11g Diagnostics


c) OCM構成情報はConfigurationリポジトリに移動します。完了タグは次の通りです:

 Auto generated message by RDA-OCM FUP :ocmconfig.jar has been uploaded to Configuration repository.


d) RDA、IPS、OCM以外のその他の情報は、Global Testcase Repository (GTCR)に移動します。

状態モニター

<NOTE:2387116.1> - 状態モニター
<NOTE:951022.1> - How To Purge or Delete Health Monitor Checks After DBMS_HM.RUN_CHECK ?

診断機能

<NOTE:2655198.1> - 自動診断リポジトリとは
<NOTE:2655238.1> - trmという拡張子のファイルについて

 

FAQ

<Note: 2655296.1> - 診断機能: よくある質問と回答

 

トラブルシューティング

ADR - 削除と保存

<NOTE:2655630.1> - ADRの保存ポリシー
<NOTE:2655637.1> - traceディレクトリにあるテキスト形式のalert.logがADRCIのpurgeコマンドで削除されない
<NOTE:975448.1> - WHICH FILES ARE PART OF SHORTP_POLICY AND LONGP_POLICY IN ADR?

 

ヒント

1. 試験的にインシデントを発生させる方法
注意: 本番環境では実行しないでください !

<Note: 390293.1> - Introduction to 600/7445 Internal Error Analysis

 2. カスタマイズされたIPSパッケージ

<Note: 1456034.1> - How to add more files to IPS package?

3. IPSパッケージにおけるRDA

<Note: 1961938.1> - インシデント・パッケージで自動的に RDA データ収集を設定する方法

 

 

診断ツール

<Note: 559339.1> - Diagnostic Tools Catalog
<Note: 1929264.1>  - ORA-600/ORA-7445/ORA-700 エラー検索ツール

 

 

コンタクト

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本書の内容
詳細
アクション
 診断機能とは?
 はじめに
 パッケージ化
 1. パッケージのタイプ
 2. インシデント・パッケージング・サービス (IPS)
 2.1 コマンドライン・インタフェース (ADRCI)
 2.2. GUI (SWB)
 診断データのアップロード
 MOSでのアップロードの検証
 パッケージの処理 - ステップ 1 (ウィルス・スキャン)
 パッケージの処理 - ステップ 2 (パッケージ固有のアクション)
 状態モニター
 診断機能
 FAQ
 トラブルシューティング
 ADR - 削除と保存
 ヒント
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