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Red Hat によりサポートされる Red Hat Enterprise Linux での Oracle Cluster File System (OCFS2) ソフトウェアサポートおよびアップデートポリシーについて (Doc ID 2120088.1)

Last updated on APRIL 28, 2020

適用範囲:

Linux OS - バージョン 1.2.1 以降
Oracle Cloud Infrastructure - バージョン N/A 以降
Linux x86
Linux x86-64
***Checked for relevance on 22-Feb-2013***

詳細

目的

この文書は、お客様が Red Hat がサポートする Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 上で OCFS2 を利用した場合の Oracle のサポートポリシーの概要を説明するものです。

OCFS2 とは?

OCFS2は、Linux用の一般用途向けの共有ディスク型クラスタファイルシステムです。高性能かつ、高可用性を実現することを可能にします。ローカルファイルシステムとして利用可能であり、ほぼ全てのアプリケーションで使用できます。
クラスタ対応アプリケーションを利用している場合、複数のノードから並列にI/Oが実施された場合でもキャッシュの一貫性が保たれるため、容易にアプリケーションのスケールアウトが可能になります。
他の種類のアプリケーションでも、ノードが停止した場合に、ファイルシステムの機能を利用して、動作中のアプリケーションをフェイルオーバーさせること等が可能です。

OCFS2ファイルシステムは、現在仮想化(Oracle VM)環境でも利用されます。管理ドメインでは、仮想マシンイメージの配置、ゲストドメインでは、Linuxゲスト使用時には、共用ファイルシステムとして利用が可能です。データベース・クラスタ(Oracle RAC)、ミドルウェア・クラスタ(Oracle E-Business Suite)、その他のアプライアンス(SAP Business Intelligence Accelerator等)でも使用され得ます。


Red Hat Enterprise Linux 上での OCFS2 のソフトウェアアップデートポリシー

オラクルは、Red Hat社によるRed Hat Enterprise Linux (RHEL)オペレーティングシステムのサポートを受けており、OCFS2の利用をサポートしているオラクルデータベースの有効なバージョンをご利用されている、有効なデータベースサポート契約をお持ちのお客様に対して、データベースファイルを配置するストレージとして使用する目的で、OCFS2ソフトウェアとサポートを提供します。
新たなRHELのアップデート(RHEL4 & RHEL5 のみ)が発表された際には、オラクルはそのRHELのリリースに対しOCFS2 1.4の現行のリリースを提供します。OCFS2 1.6、およびそれ以降のOCFS2リリースは、Unbreakable Enterprise Kernelのみで利用可能です。
OCFS2 1.6以降のリリースにアップグレードを希望される場合には、Unbrekable Enterprise Kernelを、Unbreakable Linux Network (ULN)等から入手し、ご利用頂く必要があります。古いリリースのOCFS2は、RHELの新しいバージョン向けにはビルドされません。OCFS2はOracle Linuxのサポート契約をお持ちではない場合、RHEL上での汎用ファイルシステムとしての利用はサポートされません。また、Red Hat のExtended Update Support (EUS もしくは "z-stream”)やExtended Lifecycle Support (ELS)では OCFS2ソフトウェアの提供は致しません。

OCFS2 ソフトウェアアップデート要件


OCFS2のソフトウェアのアップデートを受けるためには、ご利用のオラクル・データベースと、Red Hat Enterprise Linux両方が、オラクルとRed Hatからそれぞれ完全にサポートされている必要があります。オラクル・データベースは、Oracle Lifetime Support Policy for Oracle Technology Productsで定義されているPremier Support、もしくはExtended Supportにてカバーされており、また、RHELのバージョンはRed Hat Enterprise Linux Life Cycleで定義されているProduction Lifecycle Phasesの下でサポートされている必要があります。

Red Hat Enterprise Linux 7 (RHEL7)

RHEL7用のOCFS2ソフトウェアは、単体のモジュールとして個別に提供はしていません。OCFS2ソフトウェアは、Oracle Linux 7と、Unbreakable Enterprise Kernelに含まれており、ULNおよびPublic Yumから入手可能です。ULNを利用する為には、OCFS2をデータベースファイルの格納用としてのみ利用している場合でも、Oracle Linuxサポートへの登録が必要です。

Red Hat Enterprise Linux 6 (RHEL6)

RHEL6用のOCFS2ソフトウェアは、単体のモジュールとして個別に提供はしていません。OCFS2ソフトウェアは、Oracle Linux 6と、Unbreakable Enterprise Kernelに含まれており、ULNおよびPublic Yumから入手可能です。ULNを利用する為には、OCFS2をデータベースファイルの格納用としてのみ利用している場合でも、Oracle Linuxサポートへの登録が必要です。

Red Hat Enterprise Linux 5 (RHEL5) x86, x86-64, Itanium, PowerPC


OCFS2ソフトウェアはOracle's Free and Open Source Software portalの以下のURLよりダウンロードできます:
Oracle OCFS2 Downloads for Red Hat Enterprise Linux Server 5 Linux
OCFS2のアップデートと不具合の修正は、Enterprise Linux Supported Releases documentに記載されているRHEL5用の最新カーネルか、もしくは、その最新の物から3つ前までのリリースに対して提供されます。例えば、サポートされる最新の RHEL のリリースが RHEL5 Update 5 (RHEL5.5) であった場合には、OCFS2のアップデートはRHEL5.2, RHEL5.3, RHEL5.4および RHEL5.5 のカーネルに対して提供されます。

Red Hat Enterprise Linux 4 (RHEL4) x86, x86-64, Itanium, PowerPC


OCFS2ソフトウェアはオラクルのFree and Open Source Software portal中の次のURLよりダウンロードできます Oracle OCFS2 Downloads for Red Hat Enterprise Linux 4 AS
RHEL4はRed Hat社のProduction Lifecycle Phase of supportに含まれていません。RHEL4用のOCFS2の新たな修正は提供されません。RHEL4に対しては、既に存在しているアップデートおよびバグフィックスのみが提供されます。



 

 

アクション

Red Hat社がサポートしているRed Hat Enterprise Linux上で、OCFS2をご利用されている場合、オラクルがそのOCFS2インストールをサポート可能なことを確実にするためには、ご利用のRHELとOCFS2ソフトウェアをサポートされるバージョンにアップデートして頂けますようお願いします。

コンタクト

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本書の内容
詳細
 目的
 OCFS2 とは?
 Red Hat Enterprise Linux 上での OCFS2 のソフトウェアアップデートポリシー
 OCFS2 ソフトウェアアップデート要件
 Red Hat Enterprise Linux 7 (RHEL7)
 Red Hat Enterprise Linux 6 (RHEL6)
 Red Hat Enterprise Linux 5 (RHEL5) x86, x86-64, Itanium, PowerPC
 Red Hat Enterprise Linux 4 (RHEL4) x86, x86-64, Itanium, PowerPC
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