My Oracle Support Banner

EAM 資産移動後にLTAX_INFO1およびLTAX_INFO2のテーブルにマイナス金額が保持される (Doc ID 1585605.1)

Last updated on DECEMBER 26, 2017

適用範囲:

PeopleSoft Enterprise FIN Asset Management - バージョン 9.1 から 9.2 [リリース 9]
この文書の内容はすべてのプラットフォームに適用されます。

現象

問題:
----------
資産移動後にLTAX_INFO1およびLTAX_INFO2のテーブルにマイナス金額が保持される。
これら2つのテーブルは日本の償却資産税レポート機能で使用されます。

PS_COSTテーブルのレコードの状態を見る限り、この問題は以下の条件で発生したと想定されます。

1. PS_COSTテーブルには資産ID/台帳ごとに資産追加のレコードと資産移動(移動先/移動元)のレコードを保持しております。
   資産を移動しますと、資産移動元(TRF-OUT:マイナス金額)のレコードと資産移動先(TRF-IN:プラス金額)のレコードが生成されます。

2. それらのレコードのうち、資産移動元(TRF-OUT)のレコードが資産/台帳の組合せのレコード行の先頭に保持されている時にこの問題が発生します。

3. 資産基本情報登録画面の償却資産税情報を更新するケースとして、税務当局を変更するようなケースが想定されます。
   償却資産税情報を更新した時、最新の情報がLTAX_INFO1_TBL および LTAX_INFO2_TBLのテーブルへ更新されます。

さらに、PeopleCodeをコーディングを調べたところ、償却資産税情報を更新する時はPeopleCode"LTAX_INFO_WRK1.FUNCLIB_01.FieldFormula"が実行されます。
しかし、このPeopleCode内のSELECT文においてソート順が指定されていなかったため、レコードがPS_COSTテーブルから無作為に抽出され
(PS_COSTテーブルの最初のレコード行を参照している)、その結果、LTAX_INFO1_TBL および LTAX_INFO2_TBLにマイナス金額がセットされてしまいました。
つまり、PS_COSTテーブルからレコードを抽出した際、ソート順が考慮されていなかったことになります。

加えて、さらに調べたところ、この問題はPS_COSTテーブルのレコード順(資産/台帳ごと)が以下のようになっている場合には発生しません。

  1) 資産追加(ADD)       (このレコードはプラスの金額となります)
  2) 資産移動元(TRF-OUT) (このレコードはマイナスの金額となります)
  3) 資産移動先(TRF-IN)  (このレコードはプラスの金額となります)

もし、標準機能を使用してPeopleSoft資産管理を操作した場合(例:1. 資産登録 -> 2. 資産移動)は、
レコード行の順序は上記のような形になり、この問題は再現しません。

しかし、お客様側にて標準機能を使う以外の方法(例:移行プログラムなど)でデータを投入した場合は、レコード行の順序が変わる可能性があります。


エラー:
-----------
エラーなし


再現手順:
-----------
1. PS_COSTテーブルに以下の順序でレコードを作成します。;
  1) TRF-OUT (資産移動元 - このレコードはマイナス金額を持ちます)
  2) ADD     (資産登録 - このレコードはプラス金額を持ちます)
  3) TRF-IN  (資産移動先 - このレコードはプラス金額を持ちます)
  * 資産/台帳ごとの最初のレコードはマイナス金額を持つ資産移動元のレコードとなります。(フィールド: QUANTITY, TXN_COST, COST, SALVAGE_VALUE)

2. 資産登録(資産基本情報追加)にて日本の償却資産税情報を更新します。(例:税務当局の変更など)

3. PS_LTAX_INFO1_TBLおよびPS_LTAX_INFO2_TBLを確認しますと、フィールドQUANTITYおよびCOSTにマイナス金額が保持されています。

原因

To view full details, sign in with your My Oracle Support account.

Don't have a My Oracle Support account? Click to get started!


My Oracle Support provides customers with access to over a million knowledge articles and a vibrant support community of peers and Oracle experts.