ノードマネージャを root で起動している際、初回起動時に所有者とグループが root で標準出力ログが作成されます (Doc ID 2504272.1)

Last updated on OCTOBER 29, 2020

適用範囲:

現象

ノードマネージャを root で起動している際、初回起動時に所有者とグループが root となっている標準出力ログが作成されます。

この現象は、下記の条件を満たしたときに発生します。

* ノードマネージャをrootユーザーで起動します。
*ノードマネージャは「バインド後のユーザーIDユーザーIDの有効化」の設定がされています。
* nodemanager.properties に下記の設定がされています。
     * NativeVersionEnabled=true
     * StartScriptEnabled=true
     * StartScriptName=startWebLogic.sh
* startWebLogic.sh に下記の設定がされています。
     JAVA_OPTIONS="-Dweblogic.nmservice.RotationEnabled=true -Dweblogic.nodemanager.ServiceEnabled=true"
     export JAVA_OPTIONS
* ローテーション・タイプ: 時間による
* ローテーション開始時刻

管理対象サーバを起動する前に、全ての標準出力ログ(SERVER_NAME.out*)を削除します。
管理対象サーバ起動後、「バインド後のユーザーIDユーザーIDの有効化」で指定したユーザーではなく、root が所有者の標準出力ログ(SERVER_NAME.out)が作成されています。

原因

My Oracle Support provides customers with access to over a million knowledge articles and a vibrant support community of peers and Oracle experts.