DBコネクションプールを使用していると、新たに作成したPDQが他のWebクライアントから参照できません。
(Doc ID 2017594.1)
Last updated on FEBRUARY 04, 2019
適用範囲:
Siebel Consumer Goods - バージョン 8.1.1.9 [23016] 以降この文書の内容はすべてのプラットフォームに適用されます。
現象
<問題>
あるWebクライアントで作成したPDQが、他のWebクライアントから参照できません。
<再現手順>
まず、以下が再現時の条件です。
- MTServerの個数が二つ以上であること。
- Databaseコネクションプールが有効になっていること。
- PDQが参照できないWebクライアントと、そのPDQを作成したWebクライアントが異なるMTServer(プロセス)に属すること。もし両者が同じプロセスに属する場合、問題は発生しません。
以下が手順です。
1) 対象のオブジェクトマネージャのプロセスが少なくとも二つ実行され、かつDatabaseコネクションプールが有効になっていることを確認します。
例えば:
MaxMTServers=2
MinMTServers=2
Maxtasks=20
MinSharedDbConns = 4
MaxSharedDbConns = 5
2) 二つのWebクライアントを起動し、それぞれのプロセスを初期化します。
3) 二番目のWebクライアントをログアウトします。
4) 最初のWebクライアントを用いて、新しいPDQ "*XYZ" を取引先(個人)に登録します。このPDQの内容は何でも構いません。
5) 三番目のWebクライアントをログインします。このクライアントが最初のWebクライアントと異なるプロセスに接続していることを確認してください。
6) 取引先(個人)に移動すると。PDQ "*XYZ" を参照できません。
7) 四番目のWebクライアントをログインし、最初のWebクライアントと同じプロセスに接続します。
8) 四番目のWebクライアントは、PDQ "*XYZ" を参照できます。
9) 念のため、三番目のWebクライアントをログアウトし、五番目のWebクライアントとして再度ログインします。
10) 取引先(個人)では、やはり "*XYZ" を参照できません。
原因
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